ニュースで最近、人材不足、人手不足という単語が目立つようになりました。
どの業界も深刻な問題です。
人が生きていくために必要な衣・食・住。その中の住、建築業界も深刻です。
仕事があるのに、やる人がいないという現実。
時代が変わっていく中で、何かを変えていかなきゃと模索しながら現場に出ています。
僕がこの業界に入ってから後輩ができたことがありません。
大工・設備・電気・塗装・左官・外壁・コーキング、今や現場では20代や30代の職人さんはほとんど見たことがありません。
70歳くらいの職人さん達が体にムチを打って働いている姿ばかり。
今職人さんがいなくて工期が遅れるという現場があり、10年後、もしかしたら家が建てられないかもしれません。
どの業種も一人前になるまでには時間がかかるわけで、今対策をしていかなければ遅いというところまできてると思います。
この間テレビつけたら人材不足をテーマに番組が。
ハローワークに応募をかけて待っているだけじゃダメなんだと、こちらから積極的に行かなきゃという会社が出ていて、
小学校に出向き、家を建てるということを体験として知ってもらう授業を展開していました。
まずは知ってもらうことなんだと、家を作るって面白い?って思うような体験。そこからなんだと。
なにかヒントをもらった気がします。