生命力の強さ

人間の感覚で植物や昆虫、動物とか観察してると普通なことも、とてつもなく凄いと思ってしまう。

この間も、玄関の階段に座り込んで休憩してるとき、1匹のアリがチョロチョロしてて、でもね彼は階段を普通に歩いて登ってくるんです、縦横無尽に。

垂直な壁を逆さに歩いたりもしちゃう。人間でいうと、10メートルくらいの壁を縦横無尽にチョロチョロしてるような感じかと思う。

そんなことできたらサイディング屋さんにとっては天職だなと。足場なんていらないし、「俺アリになりて~」って、ちょっと思うわけよ。

アリって自分よりも大きな物も運んだりするんですよね。人間でいうと、家1軒引きずって持ってっちゃうような。

そこにジュースこぼしてみたりする俺。神になった気持ちです。

生命力といえば、植物。何も言わないけど彼らは極寒の冬を乗り越えて、暖かくなれば花を咲かせてくれる。

スギナなんか抜いても抜いても新しく生えてくる。抜かれるときは「うぎゃ~~~~!!!」って言ってるかもしれないけど。

それは演技で、実は深い土の中では「ガハハハッ!そんなの痛くも痒くもないわ!」って言ってるかもしれない。きっと言ってる。

だって、すぐに生えてくるべや。

スギナの生命力をいただきたいな。ん?スギナって不老不死なの?

春先に、うちの家庭菜園コーナーをブロックで囲ったんだけど、見事なスギナ畑です。スギナ祭りです。最高潮でして、スギナ達の声が聞こえてきそうです。

ボーボーにするとスギナも意外と綺麗なもんです。

 

この記事を書いた人
浅井 弥